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>> フット用マウスの使用方法 >> フット用マウスの構成図と仕組 >> フット用マウスのご使用上の注意点 |
フット用マウスの使用方法
1 | 足を前後に動かすとパソコン画面上の矢印(ポインタ)は上下に動きます。 | |
2 | 足を左右に動かすと矢印(ポインタ)も左右に動きます。また、足を斜めに動かせば矢印も斜めに動きます。例えば、足を右前方向30度に動かすと矢印は右上方向30度に動きます。10度で動かしても0.5度で動かしても、矢印はその角度で動きます。 | |
3 | つま先を押すと、マウスの左ボタン(よく使う方)の信号が出ます。 | |
4 | つま先を2回押せば、ダブルクリックになります。 | |
5 | かかとを押すと、マウスの右ボタンの信号が出ます。 | |
6 | ドラッグを行うには、つま先を押したまま足を前後左右に動かします。かかとでやれば、マウスの右ボタンのドラッグになります。 |
フット用マウスの構造図と仕組
上の図に示すように、フット用マウスは、ベース、このベースに対して前後左右に移動する移動部、移動部に対して前後に傾く足置部から構成されています。
・ 足を前後に動かし移動部を前後に動かすと、
パソコン画面上のポインタ(矢印などのこと)は上下に動きます。
・ 移動部を左右に動かすとポインタは左右に動きます。
つまり、足を動かした方向にポインタが移動することになります。
・つま先側を踏んで足置部を前に傾けると、マウスの左ボタンの信号が出ます。
・かかと側を踏んで足置部を後ろに傾けると、右ボタンの信号が出ます。
このような構成により、クリック、ダブルクリックはもちろん、ドラッグ(ドラッグアンドドロップ)も容易に行うことができます。
ドラッグを行うには、足を前後左右に動かしてポインタをアイコンなどの上にもってきた後、つま先を踏み、そのまま足を動かして目的の場所でつま先を元に戻します。この操作は、普通のマウスを使って行うドラッグと同じような感覚で行うことができ、頭の中のイメージと実際の操作が一致するため、快適に行えます。
「移動部が動く範囲は限られているため、画面上でポインタを動かせる範囲は限られているのではないか?」
と思った方もいらっしゃるかもしれません。
しかし大丈夫です。
移動部をいずれかの方向に端まで動かすと、ポインタの移動速度が制御されるからです。
移動部が端まで達すると内蔵されたバネに当たり、バネから反力を受ける状態になります。ここで大きな力を出すほど、ポインタの移動速度は速くなります。
つまり、移動部を端まで動かすと、ジョイスティックを操作するようにポインタを動かすことができるのです。
フット用マウスのご使用上の注意点
・落としたり、強いショックを与えたりしないで下さい。
・持ち運ぶときは、ベースまたは足置部をつかみ、手をはさまぬよう十分ご注意下さい。
・ベース・足置部以外を持って運ぶと、手をはさむ恐れや落下させる恐れがあります。
・また、ケーブルを持って運ぶと、断線の恐れがあります。
・水、油、土、大量のほこりなどが付着したスリッパ、靴、足などで操作しないで下さい。
それらが内部に入ると故障の原因となります。
・分解したり、内部に異物を入れたりしないで下さい。
・コネクタを抜き差しするときは、必ずパソコンの電源を切って下さい。
・コネクタを抜くときは、コネクタ部分を持ち、まっすぐに抜いて下さい。
・ケーブルを引っ張ると断線の恐れがあります。